リフォームでペットにやさしい家づくり!室内飼いするための対策とは
大切な家族の一員であるペットと一緒に快適に暮らすために、リフォームを検討する方も少なくありません。三条市でも室内でペットを飼う場合には、ニオイや騒音、傷など、対策しなければいけないことはたくさんあります。室内飼いで気をつける点とともに、どのようなリフォームがペットにとっても飼い主にとっても効果的なのかみていきましょう。
ペットとの生活でどんなリスクがある?
ペットを飼うことによってのメリットは多く、最大の魅力といえば癒し効果があり、ストレスを軽減してくれることでしょう。犬などを飼う場合は、散歩に連れて行くために健康面でもプラスにつながります。毎日お世話するために規則正しい生活をおくることも可能です。
さらに、子どもにとってもペットの世話をし、命の大切さを学び、生死に直接関わるために情操教育にもいいといえるでしょう。他にも家族間のコミュニケーションも増えるなどペットとの暮らしは生活に潤いが生まれ幸せいっぱいですが、さまざまなリスクもあるので対策が必要となります。
部屋の汚れやニオイ
ペットを飼っている家で気になるのはニオイです。飼い主は毎日のことでつい見落としてしまう場合もありますが、動物特有のニオイがあるため来訪者は敏感に気付きます。排泄物なども細目に片付けないと大変な異臭を感じるでしょう。
またペットの抜け毛をはじめ、嘔吐物などによって汚れることもあります。トイレ以外の排泄物をしたり、家具や内装に傷がつくリスクもあるでしょう。
病気に注意
ペットの唾液や体毛、フケなどに接すると発症することがあるのが動物アレルギーで、くしゃみや鼻水、発疹が出る場合があります。こちらも室内を清潔に保つことが必要です。
費用が発生
フード代をはじめ、猫砂やペットシーツなどの消耗品、生活用品など、毎月定期的な費用が発生します。それ以外でも、病気や怪我をしてしまう可能性もあります。ペット保険などに入っていないと、高額な費用が発生する場合もあるでしょう。
こまめに爪を切ることも大切!
家具や壁、床などを傷つけてしまう原因として、伸びた爪があります。犬や猫の爪は長く伸びたままの状態のまま放置しておくと、爪によってさまざまな物を傷つけてしまう可能性があるでしょう。さらに、爪が長くて飼い主の皮膚を傷つけてしまう可能性もあります。
爪には特定の菌がいると、感染症にかかってしまい傷口が腫れる場合や周囲のリンパ節が腫れてしまう場合もあるので注意が必要です。
他人だけでなく、ペット自身も自分の爪が家具やカーペット、カーテンなどに引っかかってしまい、爪が折れてしまったり、古い爪が残ったまま巻き爪となって自分の肉球に刺さってしまってケガする可能性もあります。
そのためにもこまめに爪を切ることは大切です。猫の場合は爪とぎで、爪のケアをしているために切らなくてもいいのではないかと考える人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
気分転換やマーキングの目的と同時に古くなった外側の爪を剥がすために猫は爪とぎをしていますが、それだけでは爪の先がとがったままなので、切る必要があります。
猫は2~3週間、犬は1ヶ月に一度程度ですが、普段爪とぎをしているか、外に散歩をこまめに行っているかなどによって、爪の伸び具合も変わってくるので、とくにフローリングを歩いている時に爪の音が鳴ったり、絨毯を歩いている時に爪で引っかかるようなことがあれば、爪を切ってあげましょう。
リフォームで飼い主もペットも快適に!
快適にペットと家で暮らす方法としては、爪を切ること以外にもカーペットや絨毯などを敷いたり、ワックスをかけたりするなど、自分たちで簡単にできる方法もありますが、悩みの一部しか解決できません。リフォームすることで、さまざまな悩みをまとめて解決することができます。
いたずら対策
部屋や廊下の壁紙が猫の爪とぎやいたずらなどによって壁が傷ついて劣化してしまうことも多いでしょう。そんな時には傷に強く、消臭や脱臭効果のある壁紙の素材でのリフォームがおすすめです。また、壁の下半分に板やタイル材などを張って仕上げる腰壁も人気があります。
ニオイ対策
ニオイ対策として、消臭や脱臭効果のある塗装をしたり、素材に張り替えたりすることで対応可能です。脱臭能力の高いナノイー発生器を取り付けたり、換気のために窓を取り付けるのもいいでしょう。
防音対策
防音対策としては内窓を設置したり、ペット用のフローリングやクッションフロアにするのもひとつです。
運動不足解消
キャットウォークやドッグランを設置することで、運動不足やストレスの解消にもつながります。
その他にも、快適にペットと過ごすために床暖房にしたり、ペット用の出入口を設けたりするなどによって、飼い主もペットもともに快適に過ごすことが可能となります。
まとめ
室内で暮らしているペットと快適に過ごすための対策としてのリフォームについて紹介してきました。ペットとの生活はメリットが大きいものの、汚れやニオイ、室内の傷などのリスクも発生します。そうしたリスクを回避するために、ペットの爪を切ってあげるなど、自分たちで簡単にできる方法もありますが、リフォームすることで飼い主にとってもペットにとってもやさしい家になるでしょう。